昭和56年より田村郡の医療環境の向上のため一翼を担うべく有床診療所を開業し早、4半世紀を越え現在に至っております。しかし、その頃より将来必ず迎えることになる高齢化社会の中で医療はどうあるべきかを自問しておりました。その結果、医療と介護の融合の中から解決しようと思い、平成12年に介護保険法の施行と同時に併設施設として介護老人保健施設を開設し、急性期病院と在宅との間において残存機能の維持向上のためにとの法の趣旨にも共感し、多くのリハビリスタッフを配置しながら運営しております。
　近年、構造改革の名の下に医療・福祉を取り巻く環境の厳しさは申すまでもありませんが、当法人の基本理念と当院の基本方針を念頭におきながら当院の役割を果たしていきたいと考えているところです。